IoTエンジニアはどこで活躍できる?どんなスキルが必要?

IoTエンジニアはその名前のとおりIoT機器の設計や開発をおもに担当する仕事です。エンジニア職のなかでは比較的新しく、また需要が高まっている職種でもあります。

当然、Iotの構築が進められているフィールドにおける需要が高まっており、代表的な分野では家電業界が挙げられます。現在IoTと言えば家電をITと結びつける動きがとくに加速化しており、しかも続々と新しい技術・機能を備えた新製品が登場しています。この動向から見てもIoTエンジニアがもっとも活躍できるフィールドと言えるでしょう。

さらにビジネスの分野では物流・運輸の分野でのIoTの導入が急速に進んでいます。運送状況、在庫の確認、スタッフの状況など、この業界ならではのリアルタイムで変化していく複雑な状況を効率よく把握して動かすのにIoTは非常に適しているからです。

似たような事情で需要が高まっているのが医療の分野です。大規模な病院はもちろん、中小規模の医療機関、さらに医療機関同士の連携に活用するためにIoTの導入が進んでいます。あとは官公庁など公的機関において今後IoTの推進・加速が予想されています。これらがIoTエンジニアが活躍できるおもなフィールドとして挙げられるでしょう。

必要なスキルとしては当然開発・管理対象となるハードウェア全般の知識のほか、ネットワーク関連の知識も必須です。さらにIoTの構築においてはセキュリティ環境も非常に重要な意味を持つため、セキュリティシステムの構築・管理に関するスキルも必須です。

あとはITの関連したインフラ整備、アプリ開発の分野の知識もあればより幅広い分野で活躍するチャンスが得られるでしょう。